後期ゼミ③ プロジェクト始動

 こんにちは

 やっと長袖を着ることができる季節になってきましたね。

一年中このままでいい。

 

 今回はついに始まったミズノさんとのプロジェクトについて書いていきます。

 

 福岡大学とミズノさんは連携・協力協定を結んでいます。その一環として私たちに貴重な機会をくださいました。

 先週の月曜日に太宰ゼミと合同でミズノさんからのプロジェクトの説明がありました。

最初にミズノさんからミズノという会社についてのプレゼンから始まりました。

ミズノさんは私たちがよく知っている野球道具から始まったメーカーだそうです。

企業理念は

より良いスポーツ品とスポーツの振興を通して社会に貢献する

というものです。

事業としてはダイヤモンド事業、コンペティション事業、ゴルフ事業、スポーツ施設事業、ライフヘルス事業、ワークビジネス事業の6つがあるそうです。

ここでミズノの方がおっしゃっていたことで、ダイヤモンド事業(野球、ソフトボール)、コンペティション事業(その他競技)、ゴルフ事業の3つでブランドとしての名前を売りその他のモノでもブランドを生かし刈り取っていくという点に興味を持ちました。

高校生の時にお弁当箱を買おうとしたときがあったのですが、その時にスポーツメーカーのミズノのお弁当箱があってびっくりしました。

ですが

品質が悪そうだな

とかは感じず、逆に

あのスポーツメーカーのミズノが作るお弁当箱なら機能性高そう!

とも感じたことを思い出しました。(買ってはいない)

このときの私はまさにミズノさんのロジックにはまっていたんですね。

 

次にスポーツ産業の現状についてお話しいただきました。

世界的にスポーツ産業は拡大しているそうなのですが、日本は縮小傾向にあるそうです。少子高齢化の影響や競技の定義の難しさなどが背景にあるようです。

でも伸ばせる!とミズノさんは考えていて

ではどうしていくのかというと

①各スポーツで市場シェアを高める  

②事業の多角化を進める

①については他のスポーツメーカーと比べてみるもかなり多くのスポーツに手を出している気がします。

そのためにはいいものがいいものであることを知ってもらわなければならない

ので伝え方が大切になってくるそうです。

水着を例に出して説明してもらったのですが、プロの水泳選手が使用しいる水着を一般の人が着ようとすると30分はかかるそうです。水泳選手達はタイムを少しでも削るためにこのような水着でも構いませんが、一般の人ととなると機能性に欠けるため買いたいとは思いません。そこでプロの水着に使われていて一般人向けにしても使えそうな技術は落としていくという方法をとっているそうです。

この例にはとても驚かされました。

 

その次にゴールデンスポーツイヤーズについて紹介され、これに対してミズノとしてはどのように向き合っていくのかということを聞きました。

ゴールデンスポーツイヤーズの経済効果などを聞いてオリンピック直後は経済は順調でしょうが私たちが卒業する頃にはどうなっているんだろうという怖さも感じました。

 

そして最後に今回の本題であるプロジェクトについての説明がありました。

ミズノさんとしては福岡大学と連携することによって相互のブランド価値が向上させ、地域貢献(特に卒業生の多い九州)もしていけたらいいということを説明されました。

そのために福大グッズというもの私たちが考えるわけですが、ここで重要な点として、ただ派手なデザインで売れた、というものではなく、この商品のこの部分、デザインにはこういう意図があってこうなっているんですよという風に意味を持たせることを重視してほしいと言われました。

そのためにはもっと福大のことを知らなければなりません。

また、他大学の例も参考にしてみたいです。

 

 

そして後期3回目のゼミではまずミズノさんの説明を振り返りました。

 質問についてのお話もありました。

質問をするときのポイントとしては

まず名乗ること、自分の考えを踏まえた上で聞き方によって相手が答えやすいようなものといったことを教えていただきました。

またリスクを恐れてはいけないということも教わりました。

私は月曜日に一つ質問をしたのですが、その時はどうかみ砕いていくべきなのかを自分で相手側に立って考えていました。他にも何個か質問は浮かんでいたのですがはたして質問するべき内容なのかどうなのかというリスクをとって全然質問できませんでした。

これからはリスクをとった行動もしていきたいと思います。

 ミズノさんの説明に来ていない人もいたのでグループ内で情報を共有し、大体こんなことがあったと説明していきました。

次にグループの中でプロジェクトの目的を確認したのですが、ミズノさんがプレゼン言っていた地域振興、ブランド価値、福大への愛着形成などなどなかなかに壮大な物になってしまいました。しかし、先生からのアドバイスを受けてもっとシンプルに捉え、もう一グループで話し合った結果

愛着のきっかけ作り

というものに大方まとまりました。

 では愛着とはなんなのか

とっても難しい問題です。

ゼミの3年生が哲学を学んでいるという話を聞いていたのですが、なるほどなるほどなと納得できた瞬間でした。

これから愛着についてもっと知って役立てていきたいです。

 

 

今回はここまで