ゼミ⑤

こんにちは。

明日は錦織選手とフェデラー選手が対決します。

どっちも大好きだからどっち応援しよう...

 

ゼミ5回目について書いていきます。

 

前回のおさらいとして行動観察のマトリックスの説明がもう一度行われました。

質的調査以外の説明があり、量的なもの(ビックデータ、アンケート)と質的なものを組み合わせていくことによって物事の正確性が増していくようです。どういうことかというと、例えば、ある事業の質的調査で数人からわかった情報を経営者に説明しても説得力はありません。ですが、質的調査でわかったことをアンケートにして多くの人に回答してもらうと説得力が上がり経営者は納得してくれます。このように質的なものと量的なものを組み合わせて説得力が増すのです。

 

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このようなことを

トライアンギュレーション

 (三点測量)

複眼的思考

といいます。

一つの視点ではなく複数の視点でということです。

先生は例としてニュースを取り上げました。

私はそれを聞いてめちゃくちゃ納得しました。

ニュースは新聞、テレビ局によって報道の伝え方が異なります。

一つの情報だけではなく、他の情報も見て判断することでしょうか。

私はテニスが好きなのでテニスのニュースを例に挙げたいと思います。

よく、錦織選手がランキング下の選手に負けると、見出しなどで

格下に敗れる

などと出ることが多々あります。

私はこのことに対してトライアンギュレーションができていると思います。

この見出しだけを見ると

「格下の弱い相手に負けたのかよー」

なんて思っちゃうかもしれませんがそんなことはありません。

なぜかというと、ランキング格下とはいえどプロテニス選手は300位くらいまでは各上の選手を倒す力を十分に持っています。決して弱い相手ではないのです。さらにはテニスは調子の波が大きく出るスポーツです。そんな中でランキングが下の選手が上位の選手を倒すことは珍しいことではないのです。

 こういうことがトライアンギュレーションでは??

 

てなわけでわけで今回の主題です。

今回はコンセンサスゲームというものをしました。

 コンセンサスという単語を調べてみると同意という意味があるようです。

 

そしてテーマは

「宇宙からの帰還」

です。

 スターウォーズのタイトルにありそう。。。

シチュエーションとしては

私は宇宙飛行士。月にある宇宙ステーションに向かっていたが宇宙ステーションから300キロ離れた場所に不時着してしまい、そこから3人で宇宙ステーションを目指す

という感じです。

 

そしてaからo計15このものを使って宇宙ステーションにたどり着くまでに必要だと思う道具に優先順位をつけていきます。

(aからoがこちら)

a:マッチに入った箱

b:宇宙食

c:ナイロンロープ

d:パラシュート用絹布

e:ポータブル暖房機

f:45口径ピストル

g:脱水ペットミルクケース

h:45㎏酸素タンク2個

i:月の星座用天体地図

j:救命いかだ

k:時期羅針盤

l:20リットルの水

m:シグナル用照明弾

n:注射器入り救急箱

o:太陽電池のFM送受信機

 

 まず自分で優先順位を決めて、その後グループで話し合いグループの順位を決めていくという形でした。

 

こんな感じなりました。

が私の優先順位

がグループで話し合って出した優先順位

NASAが模範解答としておいている優先順位

黒の数字はNASAとの比較の数字

下の数字は差を足したもの)

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先生がホワイトボードに道具を書き込んでいっているときに、gの脱水ペットミルクケースという物がどうしてもわからなかったので先生に聞きました。

そして私なりの道具の解釈で、まず一番重要なものを決め、次にいらなそうなものを下から並べて、類似しているものにはどっちが大事かなどを考えてランキング付けをしました。

 

その後グループで話し合いました。

私のグループのメンバーは似ている点もあれば全く違う順位をつけていたりしたので、私はなぜそれがその順位なのかを質問したり自分のこの道具がこの順位なのはこうだからなどのことを述べたりしました。すると、納得できる意図がそこにはあって、自分だけの視点+他の視点からも理由を考えることができ、新たな視点でその道具がどのくらいの優先順位なのだろうか、ということを考えることができたのです。

さらに、私の勝手なイメージとしてふわふわと宇宙空間を移動するものだと考えていましたが、実際は歩きでの移動でした。これに気付いたのはグループで話し始めてからで、私の曖昧な解釈が生んだ誤算でした。考えてみると他の道具も「なんとなくわかるっしょ」でイメージしてランキング付けしたのですが、それではだめです。その道具は一体どういうものでどう使うのか、ユーザーの気持ちになって300キロも歩くことを考えたのか、わからない物をやれるとこまでやる姿勢や、しっかりとユーザーの気持ちをになって考えられているのかということはできていませんでした。このことを授業の最後に先生がおっしゃってくださり自分ができていないことに気付きました。

 

最終的にNASAの模範解答との差を足した数字での評価となったのですが、私たちのグループは全員、個人のときの数よりグループの方がいい結果となりました。

ではなぜ個人の時よりもいい結果になったのでしょうか。

私は個々の違う意見がぶつかった結果だと考えています。

自分が思っていた意見に他人の価値観で考えられた意見が混ざることによって、より視野の広い視点で道具を見直すことができたからだと考えました。

 

ディスカッションの重要な点として自分の意見をしっかりと出すということが重要であるということも学びました。最初から「私の考え間違っているんじゃないかな、、」という気持ちでディスカッションしていくのはだめで、押すべきところはしっかり通していかなければならないのです。今回のディスカッションを振り返ってみると、完璧にではないですが大方自分の言いたいこと、主張はできていたのだと思います。

これからも自分の意見を発言してディスカッションのレベルを上げていきたいです。

 

最後に先生からタイムマネジメントについての話がありました。

私たちはチームの優先順位がなかなか決まらず、制限時間を二回ほど延ばしてもらっていました。しかし就活ではそのようなことはなく、制限時間が来たら本当に終わってしまいます。なので、制限時間が設けられたら残り何分で何をするのかということを頭にいれて行動していくタイムマネジメントが大切であるといわれました。

これは普段の生活からいえていることであると私は感じました。

普段の生活からこのようなことができていれば自然とこういう場でもその力は発揮されると考えるからです。

Googleカレンダー使ってタイムマネジメント癖つけていこう

 

今回はここまで。